外交・安全保障 国際人道法では解決できないイスラエル・ガザ紛争 ICC (国際刑事裁判所) がイスラエルのネタニヤフ首相とガンツ外相、そしてハマス指導者たちに対して逮捕状を請求したと報道された。筆者は強い憤りを感じている。 この動きは、現状の解決に役立たないだけでなく、国際社会の真の課題をわかりにくくす... 2024.05.22 外交・安全保障
外交・安全保障 岸田首相訪米と台湾有事のリスク 先週の岸田首相の訪米に関する報道をみて、様々な違和感を感じた。日本の現政権や外務省は、現状の危険さをよく把握できていない。現米政権は、ネオコン思想の危険な戦略を進めようとするが、リベラル人道主義や理想論が邪魔をしている。その結果、中途半端な... 2024.04.18 外交・安全保障
日本経済 FRBと日銀 一年前の予想と今の現実 ちょうど昨年の3月米国ではシリコンバレーバンク、シグネチャーバンク、ファースト・リパブリックバンクの3行が相次いで破綻した。FRBの猛スピードの利上げに対応しきれなかった銀行。そして拍車をかけたのが、SNSの情報スピードでかつてなかった素早... 2024.03.22 日本経済
外交・安全保障 ロシアのウクライナ侵攻開始から2年 出口は遠のく? 2022年2月24日キーウに向けロシア軍が侵攻を始めてちょうど2年が経とうとしている。「2年」と書いたが、ロシアの積極的な実力行使や工作活動は2014年から始まっている。クリミア併合を宣言した2014年3月から数えれば、もうすぐ10年になろ... 2024.02.24 外交・安全保障
外交・安全保障 連鎖する「失われた米国抑止力」 米国は抑止力を発揮か? 紅海で活動するフーシ派 でわずかな希望と大きな懸念を書いた。あれから、今日時点で5回程度の空爆がフーシ派に対して行われた。しかし、フーシ派による紅海航路への脅威はなくなってはいない。むしろ、イスラエルのガザ攻撃が続く... 2024.01.21 外交・安全保障
外交・安全保障 米国は抑止力を発揮か? 紅海で活動するフーシ派 米国ホワイトハウスが1月3日にイエメンの反政府勢力フーシ派に対して最後通牒的な声明を発した。この声明は、米国と12カ国の共同声明のかたちをとっている。12カ国には、フランスを除くG7諸国、オーストラリア、バーレーン、ベルギー、デンマーク、オ... 2024.01.08 外交・安全保障
ノンジャンル 新年 大谷選手、照ノ富士関、岸田首相 2024年の日本は、能登大地震と羽田空港の大事故で始まった。新年早々の大災難にあった方々にはとてもお気の毒に感じる。また、正月返上で救命や災害対応に従事している方々には頭が下がるばかりだ。 こうした中、様々な新年所感の中で、明るい気持ちに... 2024.01.06 ノンジャンル
ノンジャンル 日本の2023年 江戸時代化が加速 今年を振り返り、いつも心踊らされるニュースを提供してくれたのは二刀流で活躍した大谷翔平選手だ。そのような存在は、唯一大谷選手といっても過言あるまい。一方で、「日本」の悪いニュース、いやなニュースには事欠かない1年だったように感じる。こんなネ... 2023.12.28 ノンジャンル
米国経済 2024年 アメリカのゆくえ 来年に向けての米国は、経済、選挙、内政、外交にそれぞれ大きなワイルドカードが揃っている。市場は時々の情勢やイベントで上にも下にも大荒れの年になるような気がしてならない。 米国のインフレはこのまま沈静化するのか?筆者はとても懐疑的だ。12月... 2023.12.17 米国経済
外交・安全保障 イスラエル vs. ハマスの戦いと背後のイラン テロ集団ハマスによるイスラエル市民への蛮行虐殺と誘拐の事件から1ヶ月以上が経過した。ハマスの地下司令部の上に建つというアル・シファ病院にイスラエル軍が到達した。マスコミ報道とSNS情報は、真っ向から矛盾する戦況情報で溢れていて、現地のその場... 2023.11.19 外交・安全保障