外交・安全保障

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ウクライナ和平 夢遊病者の終焉と、冷徹なリアリズムの現出

ウクライナ和平交渉が直面する、5,880億ドルの絶望ウクライナとロシアの戦争が5年目に入り、国際社会を包んでいたナラティブは劇的な転換点を迎えている。1年前、筆者は欧州の指導者たちを、危機に気づかず破滅へ歩む「夢遊病者」と呼んだ。しかし今、...
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2026年イラン危機:米国の「短期決戦」は成功するか、それとも泥沼の再来か

2026年2月、中東情勢はかつてない臨界点に達している。トランプ政権による核開発停止の最後通牒、そしてペルシャ湾への米空母打撃群の集結。専門家が予測する米軍の攻撃確率は65%に達し、一触即発の事態だ。ここで問われるのは、「米国は空爆による短...
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存立危機事態 全く意義がない国会審議

衆院予算委員会での立民岡田氏と高市首相の「存立危機事態」についてのやりとりが、ちょっとした日中外交問題になった。(時事通信報道)結論から言えば、岡田氏の質問は進歩のない、昔ながらの質問であり、どんなことに役立つのか不明なものだった。また、高...
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早苗とドナルドの初対面

10月4日の自民党総裁就任から3週間半、総理大臣就任から僅か一週間、高市氏はトランプ大統領を東京で出迎えた。カメラの前で終始笑顔を保ち、トランプ大統領と要所要所できっちりとアイコンタクトをしている様子が印象的だった。握手の仕方、その他の所作...
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トランプのワン・エイティ

あれだけ和平仲介に注力していたが、突然、トランプ大統領は露ウ戦争に対する姿勢を180度方向転換したように見える。そもそも、来週になったら、また違うことを言っている可能性もあり、いちいちどこまで真に受けるべきかはわからない。以下が、Truth...
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トランプ政権のカブキ戦争

日本の歌舞伎舞台では、戦いは全て象徴表現だ。ヒーローは「おもちゃ」と見間違えるような刀を振りかざし、舞踏のような優雅な身のさばきを披露しながら、相手を次々と斬る真似をする。追手は次々と自ら空転を披露しながら、見事に討ち取られた真似をする。戦...
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対イラン政策 崖っぷちに立つアメリカ

米国が一気に好戦ムードに包まれた。「イスラエルは予想以上の戦果をあげている」、「イランは窮地に立たされている」といったメディアの論調だ。背後のユダヤ系資本や軍産複合体の影響を感じる。そして、イスラエルが奇襲を行った直前まで「交渉」をするとし...
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イスラエル vs. イラン 危険

これまでイスラエルはイランと直接交戦すべきではないと言われてきた。その理由は、イランのミサイル攻撃力が質と量ともに大きく優位にあり、イスラエルだけでは対抗できないからだ。この週末だけを見ても、ドローンなどによる飽和攻撃で対空システムの機能が...
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昭恵夫人のプーチン氏訪問

安部昭恵氏がクレムリンにてプーチン氏を訪問したことが、突然報道された。とても驚いた。政府への事前の相談などなかったという。昨年12月にトランプ夫妻を訪問したことと言い、このように大国のトップに訪問できる民間人は、世界的にも稀有な存在だ。全て...
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バイデンの戦争を引き継ぐトランプ

ウクライナとロシアの戦争は自分が起こした戦争ではない、バイデン大統領が引き起こしたのだ、とトランプ大統領は言い続けてきた。就任100日が経過し、そんな言い逃れもできなくなってきた。アメリカからウクライナへの兵器供給は中断されていたのだが、こ...