2026-04

外交・安全保障

新たな「危機の20年」:聖像を汚し、西側秩序を自ら放棄する覇権国アメリカ

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」——。今、私たちは100年前と似通った、新たな「危機の20年」のただ中にあるのではないか。1919年、ヴェルサイユの地で「二度と戦争を繰り返さない」と人々は誓った。歴史家E.H.カーは、そこから第2次大戦が...
日本経済

正常性バイアスの罠――Nikkei大幅反発の裏に潜む「静かなる炎症」

アメリカがホルムズ海峡を「逆封鎖」すると宣言した。イランの海峡支配力を否定しようとする意図はわかるが、存立危機事態に直面したイランがその程度で降伏するとは考えにくい。イランは、フーシ派と連携して紅海の出口をも封鎖し、世界の主要航路を完全に遮...
外交・安全保障

アメリカ帝国の弔鐘:軍産複合体とネオコンが招いた「ユーラシアの要塞」

信仰としての「民主主義の輸出」1991年のソ連崩壊後、平和の配当を享受するはずだった世界を呪縛したのは、アメリカのネオコン(新保守主義)と呼ばれる「自由民主主義の普遍性」の信仰であった。彼らは冷戦終結を「歴史の終わり」と見誤り、21世紀初頭...